ｻﾞ･ｼﾝﾌｫﾆｰﾎｰﾙｸｰﾝ･ｵﾙｶﾞﾝ

ザ・シンフォニーホール（大阪）のクーン・オルガン　（⇒写真集）

先進の技術がもたらした荘厳な響き （同ホールのパンフレットより）

いいホールは、極めつきの楽器である。クラシック中心の音楽専用ホールとして、内外から高い評価を得ているザ・シンフォニーホールには、そんな主張を込めた先進の音響技術が導入されています。吸音材や反響板にたよらず、壮大な空間そのものの響きを活かした自然な残響音―そのあとには、美しい理想の休止符があります。さらに、ホールのシンボルであるステージ正面のパイプオルガンは、4000本におよぶ手作りのパイプによる荘厳な音色を奏で、人々を未知の音楽体験へと誘います。

[この楽器に対する演奏家の声]→	松居直美さん「楽器解説」
[この楽器に関わるリンク]→	クーン社ホームページ

（写真提供：ザ・シンフォニーホール）

・製　　作：	Th. クーン社（スイス）
・設　　計：	G. ワイズマン
・組　　立：	H. カウフマン、Th. クーン社、日本楽器
・調整・整音：	K. バウマン、日本楽器
・ストップ数：	54
・パイプ数：	3,732
・完成年月：	1982年10月

ストップ・リスト

I. Positiv C-g³
Gedackt 8'
Quintatön 8'
Prinzipal 4'
Koppelflöte 4'
Oktave 2'
Waldflöte 2'
Quinte 1 1/3'
Scharf III
Sesquialtera II
Holzregal 16'
Accessoir
Tremulant

II. Hauptwerk C-g³
Gedacktpommer 16'
Prinzipal 8'
Rohrflöte 8'
Viola di Gamba 8'
Oktave 4'
Spitzflöte 4'
Quinte 2 2/3'
Superoktave 2'
Hohlflöte 2'
Mixtur IV
Zimbel III
Cornett V
Trompete 8'
Spanische Trompete 6'
Spanische Trompete 4'

III. Schwellwerk C-g³
Bourdon 16'
Prinzipal 8'
Spillflöte 8'
Salicional 8'
Voix céleste 8'
Oktave 4'
Rohrflöte 4'
Nazard 2 2/3'
Flageolet 2'
Terz 1 3/5'
Plein-jeu V
Basson 16'
Trompete Harmonique 8'
Hautbois 8'
Clairon 8'
Accessoir
Tremulant

Pedal C-f¹
Prinzipalbass 16'
Subbass 16'
Grossquinte 10 2/3'
Oktave 8'
Gemshorn 8'
Oktave 4'
Blockflöte 4'
Nachthorn 2'
Basszink III
Mixtur IV
Posaune 16'
Trompete 8'
Schalmei 4'