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Garnier Classic Organ, 東京芸術劇場

Garnier Modern Organ, 東京芸術劇場

Fisk Organ, 横浜みなとみらいホール

Start 2000 / オルガン連続演奏会W

風よ、響き渡れ

― 祈り・希望・喜びを託すパイプオルガンの夕べ ―

2002 10/3 (木) 横浜みなとみらいホール
10/9 (水) 東京芸術劇場

一昨年、バッハの生誕250年という好機にこの会を発足して以来、「パイプオルガンに興味を持ちつつも聴くチャンスがなかった」という声、「パイプオルガンを楽しむ会を応援します」という励ましに加えて、「回転するオルガンに毎年会いたい」、「両面一度に聴ける会を毎年開催してください」というご意見・ご希望が届いている。

「パイプオルガンを楽しむ会」の趣旨として、全国各地でオルガンコンサートを、という思いはあるが、これまで当会を支えてくださった方々の東京芸術劇場に対するそうした期待にも応えたい。「東京芸術劇場は外せない」という実感もある。また、「パイプオルガンを楽しむ会」としても、芸術劇場のガルニエ・オルガンをもっと多くの人に知ってもらいたいと思う。そこで、今回4回目の東京芸術劇場である。

実は、その東京芸術劇場と、昨年の「風のオーケストラ」の大阪会場であるザ・シンフォニーホール、そして今回「風よ、響き渡れ」を開催する横浜みなとみらいホールのオルガンは、ある縁で結ばれている。いずれも、そのオルガン付きホールの実現に携わったスタッフが同じなのだ。1982年、ザ・シンフォニーホールにクーン・オルガンを導いたスタッフの一団は、その後1986年に東京のサントリーホールとリーガー・オルガン、1991年に東京芸術劇場とガルニエ・オルガン、1998年に横浜みなとみらいホールとフィスク・オルガンの組み合わせを実現してゆく。そして、みなとみらいホールとそのオルガンは、彼らが一丸となって取り組んだ最後の仕事なのだ。

東京芸術劇場と横浜みなとみらいホールは、コンサートホールとしてまったく異なる印象を持つ。当然、オルガンの響きもまったく異なる。このコンサートは、その違いを聴き比べる絶好のチャンスだ。プログラムも、ブクステフーデの古典からアイヴス、ボージョアといった近代作曲家の作品、また、オルガン作品から管弦楽の編曲、ヨーロッパの作曲家、アメリカの作曲家の作品まで、と様々な味が楽しめる。請うご期待、である。

パイプオルガンを楽しむ会
代表 橋本侑生子

日  時:

2002年10月3日(木)
19:00開演予定

2002年10月9日(水)
19:00開演予定

会  場:

横浜みなとみらいホール

東京芸術劇場 大ホール

演  奏:

Ernst-Erich Stender (エルンスト-エーリッヒ・シュテンダー)
ドイツ国リュベック市聖マリア(マリエーン)教会主任オルガニスト

共演 橋本侑生子(ソプラノ)

構  成:

10/3/02横浜プログラム/
Programm Yokohama, 3.10.02

10/9/02東京プログラム/
Programm Tokyo, 9.10.02

D. ブクステフーデ/Dietrich Buxtehude (1637-1707)

前奏曲ニ短調/Praeludium in d (BuxWV140)
「神はわが堅き砦」/"Ein feste Burg ist unser Gott" (BuxWV184)
トッカータニ短調/Toccata in d (BuxWV155)

J.S. バッハ/Johann Sebastian Bach (1685-1750)

「イエスはわが喜び」/"Jesus bleibet meine Freude" (BWV147)

前奏曲とフーガハ長調/Praeludium et Fuga in C (BWV545)
オルガンとうた/Orgel und Gesang:

「イエス、わが慰めと生命よ」/"Jesus, unser Trost und Leben"
シェメッリ歌の本より「立ち上がれ、わが心、喜びと共に」/"Auf, auf mein Herz mit Freuden" aus dem Schemelli-Gesangbuch

M. レーガー/Max Reger (1873-1916)

序曲とパッサカリア ニ短調/Introduktion und Passacaglia d-Moll

E. グリーク/Edvard Grieg (1843-1907)

ペール・ギュント管弦楽組曲第1番(シュテンダー編曲)/Peer Gyunt-Suite I (Bearb.: E.E. Stender)

朝の風景/Morgenstimmung
アーゼの死/Ases Tod
アニトラの踊り/Anitras Tanz
山の王の広間にて/In der Halle des Bergkönigs

― 休憩(Pause) ―

L. ヴィエルヌ/Louis Vierne (1870-1937)

ウェストミンスターの鐘/Carillon de Westminster

C. アイヴス/Charles Ives (1874-1954)

「アメリカ」変奏曲/Variations on "America"

E. エルガー/Edward Elgar (1857-1934)

威風堂々(レマーレ編曲)/Pomp and Circumstances op. 39, Nr. 1 (Bearb.: E.H. Lemare)

L.v. ベートーヴェン/Ludwig van Beethoven (1770-1827)

交響曲第9番作品125より「喜びの頌歌」(シュテンダー編曲)/Ode an die Freude aus der Sinfonie Nr. 9 op. 125 (Bearb.: E.E. Stender)

M-A. シャルパンティエ/M-A. Charpentier (1634-1704)

「テ・デウム」前奏曲(ロースソーン編曲)/ Praeludium aus dem Te Deum (Bearb.: N. Rawsthorne)

D. ブクステフーデ/Dietrich Buxtehude (1637-1707)

トッカータヘ長調/Toccata in F (BuxWV157)
「今ぞ、我ら聖なる魂を請い願う」/"Nun bitten wir den Heiligen Geist" (BuxWV209)
前奏曲ニ長調/Praeludium in D (BuxWV139)

J.S. バッハ/Johann Sebastian Bach (1685-1750)

「主イエス・キリストよ、我らに目を向けよ」/"Herr Jesu Christ, dich zu uns wend" (BWV709)

「主イエス・キリストよ、我らに目を向けよ」/"Herr Jesu Christ, dich zu uns wend" (BWV726)
パッサカリア ハ短調/Passacaglia in c (BWV582)
オルガンとうた/Orgel und Gesang:

アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より「汝、わがそばに」/"Bist du bei mir" aus dem Notenbüchlein für Anna Magdalena Bach

― 休憩(Pause) ―

C. フランク/César Franck (1822-1890)

コラール第3番イ短調/Choral Nr. 3 a-Moll

J. アラン/Jehan Alain (1911-1940)

リタニ(連祷)/Litanies

D. ボージョア/Derek Bourgeois (1941-)

セレナーデ作品22/Serenade op. 22

R. ワグナー/Richard Wagner (1813-1885)

オペラ「タンホイザー」より「夕星の歌」(レマーレ編曲)/Lied an den Abendstern (Tannhäuser) (Bearb.: E.H. Lemare)

L.v. ベートーヴェン/Ludwig van Beethoven (1770-1827)

交響曲第1番ハ長調作品21より終曲(シュテンダー編曲)/Aus der Sinfonie Nr. 1 C-Dur op. 21, Finale (Bearb.: E.E. Stender)

※プログラムはこちら(Program'n'Review

料  金:

A席4,000円/B席3,000円/C席(学生券−小学生以上)2,000円
ペア券7,000円(A席×2)

10月3日・9日つづり券:A席7,000円/B席5,000円/C席3,000円/ペア券13,000円

後  援:

ドイツ連邦共和国大使館

協  力:

企画室オールマイティ(株)/(株)レックス・インターナショナル(有)イデアネット/(株)イナホ

主  催:

パイプオルガンを楽しむ会

※背景の星空:フリー素材集・壁紙工房ジ グ ラ ッ ト/Giggurat 提供

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